公益財団法人橋弁慶山保存会の町会所奥の収蔵庫の二階、堅固な漆塗りの帳箱に、犇めき合って町内の文書が保管されておりました。
この文書には、江戸期以降の町内や洛中で起きた様々な事柄が書き記されており、町内の者だけでなく、歴史研究家の方を含め、広く公開することを目的として、翻刻し「帳箱の犇く文書」として出版することとなりました。
そしてこの度インターネット上のWebサイトでも公開することとなり、文書原本と翻刻文書とを対比してご覧いただける運びとなりました。つきましては京都、町衆の生活、そして祇園祭にご興味のある方にご覧いただければ幸いです。